介護福祉士実務者研修とは?

介護福祉士国家試験の受験資格として「実務者研修の修了」が義務づけられています!

2016年度(第29回)介護福祉士国家試験から「実務経験3年以上」に加えて「実務者研修の修了」が受験資格要件として義務化されました。

介護福祉士を目指すすべての方にとって、受講が不可欠の講座です。

実務者研修養を受講するメリット!

1.介護福祉士へのステップアップのために!

2016年度より「実務者研修」の修了が、国家資格である「介護福祉士」資格取得の必須条件となりました。

仕事の幅が大きく広がり、介護現場からのニーズが高く、取得すると就職・転職が有利となる介護福祉士を目指す多くの方が実務者研修を受講しています。

 

2.サービス提供責任者になれる!

訪問介護事業所で必ず配置される「サービス提供責任者」になるためには、実務者研修の修了か介護福祉士の資格が必要となります。

※平成25年4月より「ホームヘルパー2級を修了し3年以上の実務経験を得ることでサービス提供責任者と認められた方」は、訪問介護事業所に配置しても介護報酬(介護事業所の売上)から10%も減額されてしまいます。そのため実務者研修の修了者は現場からも求められています。

 

3.たん吸引と経管栄養が学べる!

実務者研修では、実務では習得しにくい体系的な医学知識、医療制度そして医療に関する知識も学ぶことができます。

これまで、医療行為である「たん吸引」「経管栄養」の実施は原則として医師や看護師以外は認められていませんでしたが、一定の研修を受けた介護職員等も実施が可能となりました。

実務者研修では、シミュレーターなどで「たん吸引」や「経管栄養」の基礎技術が身に身につけられます。
※ただし『実地研修』を修了することが必要です。

実務者研修講座内容

「通信学習(自宅学習)」「スクーリング(通学授業)」を組み合わせながらマイペースで受講可能!

実務者研修は、462時間の研修ですが、講座は通信制となっていますので、「通信学習(自宅学習)」「スクーリング(通学授業)」により負担なく受講できます。

また、介護福祉士実務者研修では、すでに保有している資格の種類によって免除科目があるため、保有資格に応じて通信学習時間が異なります。

保有資格ごとの受講科目及び時間数(単位:時間)