講師からのメッセージ

介護過程Ⅲ担当 羽鳥 訓秀 氏

実務者研修を学ぶ意味!

実務者研修は、介護福祉士国家試験を受験する為の「前科研修」に留まるものではありません。

それは、従来の介護福祉士が、単なる三大介(入浴、排泄、食事の介護)を主業務としておこなってきた歴史を振り返り、利用者の幸福を実現に結び付けにくかった点に国が着目し、平成19年の社会福祉士及び介護福祉士法改定の中で『心身の状況に応じた介護』の実現が叫ばれたことでも理解できます。

三大介護をはじめとする「作業的介護」のみを重視した介護から脱却し、利用者の『心身の状況に応じた介護』を実現するために必要なスキル(特に介護過程)を、有国家資格者となる以前より身につけておく必要性に着目した研修となっているのです。それはきっと、現在も介護実践の現場で日々奮闘されている皆さんにはご理解いただけているものと感じています。

実務者研修で学ぶ内容をしっかりと身につけ、利用者の真のニーズを理解、生活支援を提供する事のできる『真の介護福祉士』を世間は求めているのです。

実務者研修養成校をお勧めするポイント!

①専門学校及び大学で現任講師として介護過程を指導している講師が指導いたします。
数ある実務者研修養成校の中でも最安値を実現しています。
介護の現場で現職として働く方にも安心な日時調整をおこなってくれます。
事務局のサポートが充実しています。
⑤研修後には、講師、事務局を含めた会食などの交流の場があります。

以上、実力を兼ね備えた介護福祉士となるため、実務者研修養成校沖縄でともに学ぶ日を楽しみにしております。


講師:羽鳥 訓秀氏
長野県出身。元沖縄県介護福祉士会会長。同会会長として、介護福祉士実習指導者講習、実務者研修、ファーストステップ研修を担当した。現在は、「一般社団法人おきなわ介護福祉士研究所」代表として介護職員の資質向上にとり組む。

医療的ケア演習担当 田中 見栄晴 氏

医療的ケア・演習を学ぶ意味!

介護福祉士国家試験を受験する上で必須資格となっている実務者研修ですが、その中の医療的ケアは「介護」ではなく「医療」について学習します。学習する上で、基礎的な知識はもちろん、技術についても学習していきます。

医療的ケア演習で学習する「喀痰吸引」と「経管栄養」は、手順を間違えれば生命に危険を及ぼす行為となります。そこで安全・安楽に実施するための手順を学び、行為に対して「なぜ?」と疑問を抱き、また少しでも「対象者の状態の変化」についてイメージしながら学習してもらいたいと考えています。

演習はシミュレーターを使用し行っていきます。シミュレーターの作りは本物の人間と同じような作りになっています。演習時は1対1で講師から解剖学の説明等を受け、注意点を確認しながら手技にとり組んでもらいます。しかし、講師の説明だけではなく、事前に学校が準備した資料や動画、教科書に目を通すなどして演習に挑めば、より深い知識を得ることができ、学び多き演習になります。

実務者研修養成校をお勧めするポイント!

実務者研修養成校沖縄は、皆さんが学習しやすい環境を整え、様々なフォロー体制を準備しています。医療的ケア演習時の事前資料の提供、演習をスムーズに行うためのオリジナル資料、事前学習に使用できるオリジナル動画、演習の際にセッティングされた動画によるポイント学習等々を準備しています。

常に実務者研修養成校沖縄の事務局職員が演習現場に同席し、講師と一緒に受講生一人ひとりに声をかけ、フォローし実務者研修修了へ導いてくれます。
ぜひ、みなさんもご一緒に実務者研修養成校沖縄で学びましょう!


講師:田中 見栄晴氏
平成21年看護師国家試験合格
看護師として急性期病院勤務を経て、現在、日赤安謝福祉複合施設安謝老人デイサービスセンターに勤務する。
介護職員に対する医療的ケアニーズの高まりを受けて、介護職員の資質向上に取り組み、県内高等学校、各種研修機関において、喀痰吸引等指導者として医療的ケア及び演習を担当する。